天使の日は10月4日で
「てん(10)し(4)」の語呂合わせです。
神話・伝承に登場する神の使いの
「天使」ではありません。
「天使の日」由来
女性のほとんどの皆様が
毎日着用しているブラジャー。
ブラジャーの
ネーミングや大ヒットが「天使の日」の由来となります。
女性用下着の製造販売会社の
トリンプインターナショナルジャパンが
1994年に売り出した「天使のブラ」が大ヒットし
2000年(平成12年)に
売り上げ枚数、1000万枚達成を記念して
「天(10)使(4)」の語呂合わせから
「10月4日」を「天使の日」に制定しました。
ロングセラー商品でもあり
現在も新作がヒットしています。
ネーミング由来
発売当初のネーミングは
「優三姉妹」から「優子」にかわり
絶対的に自信のある機能性と
素晴らしい商品にもかかわらず
そこそこにしか売れませんでした。
90年代当初から
アメリカで「エンジェルブーム」があったことで
日本にも「天使ブーム」が広がり
1994年(平成6年)、「優子」の流れを受け継いで
「天使のブラ」と名を変更してからヒットに繋がりました。
「天使」という言葉の響きや優しいイメージが
天使ブームと重なり受け入れらました。
当時は「パッド」も入っておらず
第2弾となる商品からパッドを入れて
胸をきれいに見せる谷間を意識した商品となり
現在に至ります。
有名なキャッチコピーには
バストを「見えない天使が支えてくれる」となれば
一度は試してみたいと思いますよね。
天使のブラ特徴
「天使のブラ」シリーズのコンセプトは
自分のバストをより美しく魅せるために
バストの「谷間メイク」と
脇スッキリの「シルエットメイク」です。
カップ部のパッドで厚みを出すのではなく、
自分なりのサイズで
胸はふっくら豊満に谷間をつくり
そして
胴体はスリムなシルエットメイクで
「1枚持っていれば満足できる究極のブラを目指す」という
理念が支持されているブラジャーです。
トリンプは
毎年2回の改良と新機能開発で、
新しいシリーズを次々に出しており
必ず新しい工夫がこらされているいるのも特徴です。
〇「アップ&クリップ」
バストの谷間を3段階調整できる
〇「エンジェルクリック」
調整の音「カチカチ」の確認音こだわり
バストの谷間を3段階で調節できる
〇「前止め谷間カチカチ」
エンジェルクリックの前止め仕様で
フロントホックで胸のボリュームをを5段階で調整
〇「デルタマジック」
肩ひもずれの悩みを解消する三角形留め具
〇「NEWエンジェルワイヤー」
肌への負担を減らすため
ワイヤの先端を外側に反らせ平らにすることで
ワイヤーが肌にくいこみにくい
〇「マイクロファイバー使いのヘム仕様」
肌ざわりのよいマイクロファイバー素材で
サイドから背部までを
ヘム仕様(切りっぱなしのような仕様)にすることで、
ブラジャーが背中にくいこみにくくなり
背中の段差を軽減する機能
〇「エンジェルクッションライト」
保形性、通気性に優れた特殊なカップ素材で
バストのムレを軽減しソフトで軽い着けごこち
〇「3Dライトパッド」
ソフトで弾力性のある立体的なパッド
バストを下からぐっと持ち上げるように装着して
自然なボリュームアップで谷間をしっかりつくる
〇「ジグザグキーパー」
カップ脇とサイドにジグザグ模様の入ったパワーネットの裏打ち
バストを内側に寄せてきれいな谷間をキープするすべり止め
〇「エンジェルスリムシート」
カップの前面に付けた“ソロシート”という新素材と
カップの裏面に入れた“プラスチックボーン”という
薄い骨のよう伸びない素材のシートで
バストをしっかり寄せて
谷間と脇スッキリの両立を実現
〇「エンジェルピローパッド」・「ファイバーフィル」
ふかふかした感触の“エンジェルピローパッド”と
やわらかく弾力性のある“ファイバーフィル”を
パッドポケットに採用することで、
ブラジャーを肌になじみやすくし、
バストをふんわり包み込む抜群の着けごこち
〇「エンジェルソフトクッション」
弾力性がありふかふかの気持ち良いカップ素材で
バストをふんわり包み込みソフトで軽い着けごこち
〇「エンジェル7(セブン)クッション」
カップを7枚のパーツでより丸く立体的に仕上げ
より立体的でふんわりとした丸胸メイク
〇「スキンフィット」
ブラのベルトのサイドと背中下部分が
縫い目がなく1枚仕立てで
しめつけ感もなくソフトな着け心地
〇「ハリ感メイクシート」
バストを下からすくいあげる肌側パーツと、
サイドから寄せるカップ側パーツの2重構造のシートで、
胸もとふっくらハリ感を保つ
〇「エアリーシェイピングカップ」
軽くて通気性の良いひんやりと感じる接触冷感機能
〇「パーソナルカラー診断」
人の持って生まれた肌・瞳・髪の色などを基に、
似合う色を診断してもらえる
などなど
ふんわりと豊かな谷間を重視した「谷間メイク」と
寄せてボディラインをすっきり見せる「スリムメイク」の
しっかり寄せて、脇をすっきり見せる
機能性にこだわった商品です。
ブラジャー着用目的
生まれつきサイズや形には個人差がありますが、
それでも元々のバストのサイズや形状を美しいままに
いつまでも長くキープしたいというのが女性の願いですね。
ブラジャー
近年では
ファッション性も豊かになりましたが
そもそもブラジャーは
揺れを抑えて乳房、乳頭を保護し
形状を整え、型崩れを防ぐための製品で
ブラはつけている間だけ
乳房を支える役目を提供するものです。
それが
ブラジャー本来の役目です。
パッド
パッドは
バストを盛るためだけががパッドではありません。
パッドの効果は、
バストが流れていくのを防いだり
バストを美しい形へと補正し、キープしてくれるものです。
本来は
「バストとブラの調整」の調整用に使い
バストの左右差をパッドで解決したり
様々な女性の体型や目的に対応できるよう
パッドの「有無」を選択して
「使用するか否か」とういことに意味があります。
・「パッドが胸を潰してしまう」
・「パッドを入れて胸を圧迫する」
・「パッドを入れないと隙間ができる」
・「不快感、違和感を覚える」など
パッドが有る状態のブラジャーにおいて
フィットしていないとカタチは崩れます。
パッドのせいではなく
間違ったサイズを選んでしまっていますので
使い方を正しく理解することが必要です。
クーパー靭帯
バストは脂肪、乳腺、
そしてクーパー靭帯から成り立っています。
(クーパー靭帯は
バスト全体に張り巡り
乳腺を皮膚や筋肉につなぎとめる結合組織で
上向きバストを保ちバストが垂れることを防ぐ
コラーゲンを主とした組織です。)
乳房を
正常な位置で支え、正常な形状を維持するため
垂れないように支えて、
張りと丸みのある美しいバストを保っているのが、
乳房の中にある「クーパー靭帯(じんたい)」です。
バストが大きくなる思春期や授乳期など
大きさに付いていくために、クーパー靭帯は引き伸ばされます。
バストの発達、揺れや圧迫などの刺激により
クーパー靭帯は伸びたり切れてしまい
胸の張りがなくなってしまいます。
バストの内容量が変わらずとも
一度、伸びたり切れたクーパー靭帯は
元の長さに縮む事もなく、元の状態に復元する事もできません。
要は
乳房を吊っていた、クーパー靭帯が伸びると
乳房が垂れてしまい
垂れた乳房は元に戻らないということです。
乳房そのものには筋肉がなく
殆どが流動的な9割の脂肪ですから
支えていないと重力にまけて
クーパー靭帯が伸びたりし切れたりして
横方向や下方向に向かって
乳房が流れてしまい、乳房下垂の原因になります。
生活習慣、姿勢、肥満度、妊娠・出産・授乳、加齢、
ホルモンバランスの変化、バストへの強い衝撃・振動、
ブラサイズの間違った選び方・付け方など
垂れる要因は様々あります。
日頃からクーパー靭帯が伸びないように
固定力の高い下着でケアする必要があります。
クーパー靭帯は、
鍛えることができませんが
バスト全体を支える大胸筋や小胸筋の胸筋を鍛えることで
クーパー靭帯の負担、ダメージの進行を、
ある程度、軽減させる効果があります。
また
普段から正しい下着を着用することで
クーパー靭帯のケアになります。
クーパー靭帯のダメージを守るためにも
バストをしっかり支えることが
良い形のバストを維持することに繋がります。
サイズの合わない
締め付けのきついブラジャーでは
ホールド力から血流を妨げてしまう原因にもなます。
締め付けにより乳房を圧迫して
クーパー靭を傷つけてしまったり
ゆったりし過ぎたブラジャーでも胸の重みを支えられず
クーパー靭帯の負担を増やしてしまいます。
締め付け過ぎブラでは垂れ乳
ゆる過ぎブラは、離れ乳を招きます。
ブラジャーは元々のバストの形を
しっかりときれいに維持するためのものですから
バージスライン(バストの根元)に沿ったワイヤーで
下乳からしっかりと支えてサポートできる下着で
サイズだけでなく形状やアンダーバストを重視して
自分に合ったサイズ選びが最も重要です。
寝るときにも
寝返りをうつたびに胸が揺れ、
クーパー靭帯を傷つけてしまいます。
寝返りによる、
横向き、上向きの動きによる重力や
うつ伏せによって自分の体重でバストを圧迫し
クーパー靭帯の損傷がありますので
寝るとき専用のブラやナイトブラを着用しましょう。
ほんの一口、トリンプ沿革
Triumph International は
1886年ドイツで
コルセット製造職人の
「ヨハン・ゴットフリート・シュピースホーファー」と
商人「ミヒャエル・ブラウン」が
コルセット製造所「シュピースホーファー&ブラウン」を設立。
納屋に据えられた6台のミシンと6人の従業員で、
最盛期にあったコルセット製造が始まる。
1902年
商標の必要性を感じていたシュピースホーファーは、
パリの凱旋門を目にした瞬間にひらめき、
勝利=「Triumph」が商標となる。
1920年代
クラシカルなコルセットの需要が減少し
会社は並行してブラジャーの製造を開始。
1953年
商号を「トリンプ・インターナショナル」とする。
1956年
世界初のランジェリーファッションショーを開催。
現在では女性用下着メーカーとして世界最大規模を誇る。
日本では
1963年(昭和38年)
日本に初の支社が開設される。
1964年(昭和39年)
日本の繊維会社による日独合弁企業として
「インターナショナル・ファウンデーション・アンドガーメント株式会社」設立。
国内3大メーカーの一角を担うようになる。
1974年(昭和49年)
社名を「日本アイ・エフ・ジー株式会社」に変更。
1984年(昭和59年)
設立20周年を記念して社名を
「トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社」に変更。
1994年(平成6年) 「天使のブラ」デビュー
2000年(平成12年)「恋するブラ」デビュー
日本の下着業界で第2位に位置している。
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