バッタの話です。感動しました。「あるバッタの話」って、ご存知ですか?
とても素晴らしい内容で素敵だと思いました。中学生が書いたストーリーという事で、大変驚きました。
とあるラジオを聴いていましたら童謡風のナレーションで語り、シミジミ聴き入ってしまいました。
そんな、「あるバッタの話」を、ご紹介したいと思います。
あるバッタの話は中学生作
「あるバッタの話」
ある町に一匹のバッタがいました。
名前を「行き当たりバッタり」と言いました。
毎日そのバッタは気ままに生きていました。
ある日気がつくと体中にシミが出ていました。
お医者様は
「苦シミ」と「悲シミ」のシミだと言いました。
果物を食べなさいと言われました。
柿を食べました。
しかし、治りません。
お医者様は
「あなたの食べた柿の名前が悪い」と言われました。
それは
「モガキ」と「アガキ」という柿だと言うのです。
もうバッタリいかんということで、
「それではどうすれば良いか」と尋ねると
「この裏山の崖を登りなさい」と言われました。
その崖の名前は「命崖」(いのちがけ)と言います。
苦労してやっとの思いで登ると
すばらしい景色が見えて、
気持ちが爽やかになりました。
すると、不思議にその時から、
体のシミがすーっと消えました。
そのバッタの名前は
「ガンバッタ」という名前に変わりました。
作者:不詳の中学生
と言う、お話しです。
感動した感想
どう、お感じですか?良く出来てますね。りっぱな、童謡ですよね。まず、中学生が書いたものとは思えません。
その中学生は、とても豊かな心の持ち主で、また、とても聡明な子だと思います。
感銘を受けます。
一読すれば、「なるほどー」って、機知に富んだ内容に感動しますし、読めば読むほど、深く考えさせられるものがあり、読む側に、「如何に生きるか。」という問いを投げかけてくれるものでもあると思います。
命懸け、一生懸命、力を出せたら後悔はありません。
「頑張る」でも、我を張っては、苦しくなってしまうから、その頑張るではなく人に認められようが、認められまいが、見ていようが見ていまいが、一心まことをこめる、そういう意味での頑張りが出来たらいいな~・・・
人生のいい話
この、「あるバッタの話」を聞かせてもらったということは、「これをよーく心に置いて、あなたも身に行じていって、自分のものとしていくのだよ。」と神さまが私に言ってくださっているかのようにも感じました。
すでに今の瞬間が過去であり未来であり、同じ時間というものは、二度と来ることはありません。
時には気ままも必要かもしれませんが、人間も行き当たりばったりではなく、何事においても事前に準備が出来ている方が悔いのない人生を歩んでゆく一歩だと思います。
人生において毎日苦しくて泣いても泣いても時には必ず喜びがあるはず。
そして最後にガンバッタで終えるためにも、日々の積み重ね。
今日も一日、クタバッタにならないよう、ガンバッタと思えるような一日を送りたいですね。
素敵な「あるバッタの話」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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